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五島軒/函館

五島軒 函館市末広町4-5
リッチ鴨カレーセット \3150 ★★★★

五島軒/リッチ鴨カレーセット


函館カレーといえば五島軒.まっさきに駆けつけた.
昭和天皇が食べたという五島軒の代表的カレーメニュー.
鴨肉を使って煮込んだ欧風カレーライスだ.
カレーの上にさらに鴨ロースが豪勢にトッピングされている.
カレーの味は,甘めでコクのあるクラシックスタイル.


五島軒

創業は1879年(明治12年).
北海道に現存する最も古い西洋料理店のようだ.
もともとはロシア料理とパンの店.
明治19年以降,フランス料理店に転身したらしい.
五島軒の欧風カレーは,初代コック長五島英吉氏が考案.
ポピュラーなメニューとなったようだ.
五島軒本館は国の重要文化財に指定されている.
(2002/4)

阿佐利/函館

阿佐利 函館市宝来町10-11
コロッケ 1ケ\60 ★★★★

阿佐利/コロッケ

函館山の中腹にある家から坂を下りると,古いすき焼き屋がある.
100年以上続く老舗の阿佐利だ.肉や惣菜の売店もある.
ここのコロッケが旨い.
じゃがいも,牛ミンチ,粗みじん切りのたまねぎが重々しく詰まっている.
衣は薄く,細かなパン粉を使い,しっとりとしている.
端を持つと半分に割れてしまうほどだ.
味は,レトロ,レトロ,レトロ.しかも美味.

阿佐利


創業1901年(明治34年).
人気のコロッケを売っている売店の開店は,おおむね午前9時30分ころ.
遅くともこの時間にはコロッケはできあがって,売店のバットに納められている.
日によって異なるが,売り切れるのはおおむね10時30分ころから11時ころ.
早めに行ってゲットしよう.
ほかには,焼売が旨かった.
(2002/4)

函館ラーメン/函館

函館中華会館
函館市大町1-12

中華会館


函館が国際貿易港として開港したのは,安政6年.
内外のさまざまな文化をいちはやく取り入れた都市だった.
明治末期には交通,産業,経済の中心的役割を果たした.
食文化もそのひとつであり,ラーメンが市民の間に根ざした歴史も古い.
開港と同時に昆布の買い付けに来函した華僑.
函館の人は彼らを広東(カントン)さんと呼んで親しんでいたようだ.
函館ラーメンのルーツは,華僑から伝わった塩味の湯麺だとされている.

函館中華会館は,釘が一本も使われていない日本唯一の純中国風レンガ造り.
明治43年に華僑が故国から職人を呼んで建てたとされている.
中には「三国志」の武将関羽を祭っている.
僕が函館にいたころは中を見学できたが,現在は公開が中止されている.


養和軒(閉店)
養和軒

東京ラーメンとともに古い歴史を持つのが函館ラーメン.
函館「養和軒」が明治17年の函館新聞に出した広告.
「南京そば15銭」と書かれている.
日本におけるラーメン第1号なのだろうか.
(写真 函館新聞記事 北海道人北国のラーメンものがたりHPより)


岡田製麺

岡田製麺末広工房


創業1920年(大正9年),
岡田製麺では大正時代から中華麺が作られていたようだ.
(写真 岡田製麺末廣工房)



岡田製麺

あれ!
いつの間にかどこかで見たことのある人のパネルが・・・


函館塩らーめん(2食入り)\1050

函館塩らーめん

岡田製麺製造のおみやげラーメン.
かのラーメンの鬼,佐野実さんがプロデュースしたようだ.
スープは,伝統的な函館ラーメンのような透明感はなく味も違う.
が,まあまあ旨い.麺は完璧.
全体としてそれなりの味に仕上がっている.(2006/10)

小いけ本店/函館

印度カレー 小いけ本店 函館市宝来町22-5
チキンカレー\850 ★★★★

小いけ本店

創業1948年(昭和23年).
鳳来軒から宝来町に向かって更に徒歩2分.
函館の老舗カレー屋だ.
チキンカレーは,玉子が入ったカレーがオーブンか何かで焼き入れされている.
「空こがし」により焙煎された小麦粉の香りが 高く香ばしい. 
ミニサラダ付きだ.
 (2002/4)

小いけ本店

創業者は、故小池義次郎さん.
東京で修行し長年の研究の結果,作り上げた独自のカレー.
小麦粉をバターで長時間炭火で「空こがし」をするようだ.
これにオリジナルカレー粉と独自のスープを加えるらしい.
粘度が高く,やや辛めの香り高いことに特徴がある.

小いけ本店


メニューは各種カレーのみ.
トッピングとしてトンカツ,海老,ホタテなどのフライ,ハンバーグなどが選べる.
なお,店の脇の路地を入ったところに「元祖インドカレー小いけ」という関係店がある.

喜龍/函館

中華料理 喜龍 函館市宝来町18-1
塩ラーメン\500 ★★★★

喜龍/塩ラーメン


創業1981年(昭和56年).
小いけ本店から大森海岸に向かって歩くこと5分.
宝来町の大森海岸にほど近い住宅街の中にある.
透明度の高い塩ラーメンだ.見た目も美しい.
実に薄味だ.あっさり中のあっさり.
おそらく普通の人は物足りなさを感じるかもしれない.
しかし,細かな神経の行き届いた旨い塩ラーメンだと思う.
僕はこういう函館ラーメンが好きなのだ.
(2002/5)

餃子\400 ★★★★★

喜龍/餃子


このお店で,のんびりとテレビを見ながらよく夕食を食べた.
ビールの友はいつも餃子だ.
具が旨い上にご主人の焼き方が絶妙.
お勧めの一品だ.
(2002/5)

喜龍

ご夫婦で経営されている.
カウンターとテーブル席2卓程度の小さな大衆中華食堂だ.
もちろん地元密着型.
中華の定番メニューのほかに,夏場は冷やしラーメンもある.
お店はとても清潔で気持いい.
なお,すぐ先の海岸脇には,観光客にも人気のカフェバー「ラミネール」がある.

たつみ食堂/函館

たつみ食堂 函館市東川町6-1
カツ丼\580 ★★★★

たつみ食堂/カツ丼

創業1974年(昭和49年).
函館の安くて旨いことで有名な大衆食堂の一つだ.
最近では観光客の間でも人気がある.
僕は,このお店ではいつもカツ丼を食べていた.
昔ながらの方法で作る典型的な大衆食堂の味のカツ丼だからだ.
とんかつは,大きめ.サックリと揚がっている.
シャキシャキ感が適度に残る程度に甘辛いつゆで煮たたまねぎが旨い.
大盛のごはんにしみこんだつゆも旨い.しかも安い.
大衆食堂のカツ丼の醍醐味だ.
(2002/9)

たつみ食堂

宝来町の魚長(うおうちょう)の先の漁火通り沿いにある.
カウンターとテーブル4席がある小上がりだけ.
レトロな小さな大衆食堂だ.
年中無休で朝10時から頑張って営業している.
ミックスフライ定食,唐揚げ定食,塩ラーメン,チャーハンなどがもある.
頑固一徹なご主人が心を込めて作ってくれる.
どれも量が多くどれも旨い.
お勧めできるお店だ.

福々亭/函館

福々亭 函館市大町8-15
塩ラーメン\480 ★★★★★

福々亭/塩ラーメン


僕のお勧め函館ラーメン3傑の一つだ.
伝統的な函館塩ラーメン.
スープは,やさしくて 気品のある淡泊な塩味.
その透明度は,函館屈指だ.
スープ,麺,具のそれぞれのパーツのどれをとっても完成度が高い.
全体のバランスも抜群にいい.大満足の1杯である.
(2002/4)

福々亭/函館

創業1976年(昭和51年).
市電大町駅のある交差点を港に向かって行ったすぐ左手にある.
函館旧市街は観光スポットから外れているせいか,観光客はほとんど訪れない.
この静かでレトロな一帯は,函館の中で僕が最も好きな地区だ.

福々亭の店内は広くて清潔だ.
テーブル席は,すべて小上がりとなっている.
ご主人と奥様で経営されている家庭的なお店でもある.
塩ラーメンのほか,地元では味噌ラーメンが旨いことでも知られている.

まるたか亭/函館

食堂 まるたか亭 函館市大町3-16
塩ラーメン\450 ★★★★

まるたか亭/塩ラーメン


少しとろみのある豚骨ベースのスープ.
コクと旨みが際だっている.
函館ラーメンのスープというよりは,札幌の塩ラーメンのスープに似ている.
麺は,函館にしては太目の直に近い麺.
スープ,麺ともに旨い.
具のもも肉チャーシューも本格的.
ハイレベルな塩ラーメンだ.
(2002/7)

まるたか亭/函館

創業1978年(昭和53年).
大町電停脇の郵便局の裏手にある.
商店長屋のような一角にあるが,暖簾はない.
ずーと僕は,表の看板から,まるたか食堂という名前のお店だと思っていた.
その後,ご主人が出前の注文にまるたか亭と言っているのを聞いたのだ.

店内はカウンターとテーブル3卓がある.
天井は,雨漏りで朽ちかけている.
何ともレトロな大衆食堂だ,
地元密着経営の家族経営のこのお店の方は親切だ.
ほのぼのとした昭和の情感が味わえる. 

大国屋/函館

中華料理 大国屋 函館市弁天町13-6
塩ラーメン\420 ★★★

大国屋


豚骨ベースのあっさりとした旨いスープだ.
麺は中細の縮麺.
透明度は低いが,伝統的な函館ラーメンだ.
函館では具に麩とカラーなるとがのっていりのはめずらしい.
この点は,札幌風だ.
少し残念なのは,スープに豚骨の臭いが残っていること.
これさえなければ旨い塩ラーメンなのだが・・・.
(2002/6)

大国屋/函館

創業1975年(昭和50年),
弁天町にある大衆中華料理屋だ.
ただの中華料理やではない.
ベトナム出身のご主人が作るベトナム料理があるのだ.
特に,特製烏骨鶏みそ味唐辛子麺は有名だ.
烏骨鶏を丸ごと使ってとった味噌味のスープと,唐辛子を練り込んだ特製麺.

昭和レトロな弁天町界隈にあるだけに,お店もレトロ.
地元の客相手の古き良き中華料理屋は,今も健在だ.

ヨシヤ/函館

レストラン ヨシヤ 函館市弁天町5-6
エビフライ(中)+ハンバーグ\2910 ★★★★★

ヨシヤ/エビフライ+ハンバーグ


ヨシヤでは最初に決まって飲むものがある.
生ビールの大ジョッキだ.これがなかなか旨い.
メニューには,エビフライと組み合わせたいろいろな種類がある.
セットメニューもある.
僕が好きなのは,エビフライの中とハンバーグの組み合わせだ.
鉄板に載って熱々で出てくる.
中のエビフライといっても,鉄板からはみ出すくらいに大きい.
写真奥のごまを擦って,タルタルソースに混ぜて食べるのだ.
エビの旨みとごま入りタルタルソースの味が調和して旨い.
ハンバーグも普通の大きさ.
デミグラスソースがかかっていてこれも旨い.
付け合わせは,エビの下にコーン,フライドポテト,ブロッコリーが隠れている.
心を込めて丁寧に作られている.
内容が非常に充実しているのだ.
(2003/9)

ヨシヤ/函館

創業1970年(昭和45年).
エビフライのおいしい函館の洋食屋さんだ.
名物は,ジャンボエビフライ.
すりごまを入れたタルタルソースで食べるのが特徴だ.
観光客にとっては知名度が低いお店だが,地元の人には有名だ.

ヨシヤ/函館


店舗は二階にある.
店内は,広々としたウッディーな造り.
大きめの4人掛けのテーブルが7〜8席,6人掛けの大きなテーブルが1席ある.
どのテーブルにも清潔なピンクのテーブルクロスがかかっている.
天井からは,黄色や赤のステンドグラスのついたランプ仕様の電灯がぶら下がる.
店の奥には暖炉もある.
BGMは,オルゴールのメドレー.
クリスマス近くの夜ともなれば,木製の窓枠の外では,雪が静かに降り積もる.
暖炉の温もり,オルゴールの音色,クリスマスツリーに飾り付けられたイルミネーション.
実にファンタスティックな気分になる.
子供のころ読んだお伽話の世界を想い出す.

女性店員の接客も素晴らしい.
優しくて親切だ.暖かみがある.
ヨシヤは,函館という地が生んだ本当に素晴らしい僕のお気に入りの北国の洋食屋なのだ.