産直野菜9種のカレー(フォンデュトマトカレーソース)\780+目玉焼き\150 ★★★★+

伏古で2010年12月にオープンした”温故知新ブルックスカレー食堂”が狸小路HUGマートに出店した.
ウリは,札幌黄という玉葱をふんだんに使ったカレールーと道産野菜.
朝日新聞にも紹介されていたので,訪問してみた.
ちなみに,”札幌黄”というのは,”満福や”のカツカレーの記事でも紹介したとおり,玉葱の一種.
明治10年代に札幌農学校に赴任したW.P.ブルックスがアメリカから持参したイエロー・グローブ・ダンバースという玉葱が起源とされている.
その後,札幌村の特産品となったようだが,現在では収穫量が少なく,幻の玉葱と言われていて,”食の世界遺産”にも認定されているそうだ.
一食に約1個分の札幌黄を使ったというこのカレー,そのお味は・・・
カレーソースは,4種類から選ぶことができる.
おっと,これは強烈な甘味だ.
単なる甘味ではなくて,野菜特有の甘味.
うまく表現できないが,これが,札幌黄の甘味なのだろう.
カレー味は,インド風のスパイシーな味わい.
これにトマトの酸味が加わって爽やかだ.
本格的なカレーだ.
卓上の辛味を加えると,更に甘味が旨くなる.
野菜は,どれも旨い.
北海道らしい特色のあるカレーだ.
更なる進化を期待したい.
(2012/2)
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