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純連/札幌

味噌ラーメン\750 ★★★★

純連/札幌

豚骨.豚足,鰺,昆布,しいたけ,各種野菜から取ったコクのある赤味噌仕立ての濃厚なスープ.
森住製麺の太縮麺.
ラードで炒めたもやし・たまねがぎ.
これらがよくマッチしていて札幌ラーメンらしい.
もも肉叉焼は細切れになっているがタレの味が浸みていて旨い.
メンマはすっきり系の味だ.

ハイレベルな札幌味噌ラーメンに間違いない.
濃厚な味が苦手な僕でも,何杯でも食べたくなるくらいだから不思議だ.
(2007/4) 


さっぽろ 純連(じゅんれん) 札幌市豊平区平岸2条17丁目1-41

純連/札幌

1964年(昭和39年)中の島で創業.
札幌を代表するラーメン屋の一つ.
創業者は村中明子さん.

当初は純連(すみれ)と呼んでいたようだ.
その濃厚な味はたちまち人気を呼び,マスコミにも取り上げられる有名店となった.
昭和57年にいったん閉店.
翌昭和58年,中島公園・豊平川付近で店を再開した際,店名を純連(じゅんれん)に変更したようだ.

昭和62年にご長男の教愛さんが澄川に支店を出したのを機に,本店を閉め,純連(じゅんれん)を譲り現在に至っている.
その2年の後の平成元年には,明子さんの三男の伸宜さんが純連創業の地中の島に純連(すみれ)を開業.
もう一つの純連が誕生した.

両店とも味噌ラーメンが旨いことで全国的に知られている.
昭和30年代に味の三平で考案された札幌味噌ラーメンが全国的に有名になる上で,両店がその発展の牽引役を担ってきたことは間違い.

なお,最近,北海道では,両純連で修行した職人達が次々と独立して開業している.
これらの店を純連系(村中系)と称するまでになっているようだ.

すみれ/札幌

醤油ラーメン\800(札幌南三条店)  ★★★★++

すみれ/札幌

お昼,忘れかけたすみれの醤油の味を確認するため南三条店へ.
待ちが出ている.

濃厚スープに,焦がし醤油を思わせるたまり醤油のスープだ.
たっぷりの油とともに甘み加わって,いい感じに仕上がっている.
キレもある.
麺は特にいい.
茹でも完璧に近い.
具は塩ラーメンと同じだ.

改めて食べてみると,できの良い醤油ラーメンだということがよく分かる.
(2008/3)


塩ラーメン\800( 札幌南三条店)  ★★★★★

すみれ/札幌

実は,すみれのラーメンの中で僕が一番好きなのは,塩ラーメンだ.
濃厚な塩ラーメンといえばいいのだろうか.

函館ラーメンとも東京の塩ラーメンとも違う.
すっきりとした中にコクと旨みの凝縮されている.
これぞ札幌の塩ラーメンだと主張しているようだ.

食べるたびに関心させられる塩ラーメンだ. 

すみれ/札幌

なお,これがスミレビール(\600)と称する大沼地ビールだ.
僕は,函館時代から大沼ビールの大ファンなのだ.
こんなに旨い地ビールはない.

数々の名誉ある賞を受賞したビールだけのことはある.
(2007/8)


味噌ラーメン\850(本店) ★★★★

すみれ/札幌

僕が初めてすみれのラーメンを食べたのは,もう15年以上前のことだ.
東京から札幌に出張に来たときに食べたのだ.
その後も出張の折りに何度か.
久しぶりの訪問だ.

改めて食べてみてもさすがに旨い.
だが,最初に食べたときの感動はない.
食べ慣れたせいだろうか.

本家純連の流れをよく汲んでいる.
濃厚札幌味噌ラーメンの代表格であることに変わりない.
(2007/9) 


すみれ 本店 札幌市豊平区中の島2条4丁目7-28 

 すみれ/札幌

1989年(平成元年)オープン.
純連の創業者村中明子さんの三男の伸宜さんによる.

現在,すみれは,札幌ラーメンの店としては全国的に有名となった.
ある意味で泥臭いこのラーメンを,やがてレトロなラーメンだと思う日がやってくるのだろう.

なお,気になるのは,値段.
いつの間にか,かなり高くなっているような気がするのだが,気のせいだろうか.


すみれ 札幌南三条店 札幌市中央区南3条東5丁目2番地 千歳鶴ミュージアムアネックス

すみれ/札幌

南三条店の麺は,何故か本店よりも麺堅だ.
店内は新しく清々しい.

ほたる火/札幌

らーめん(しょうゆ味)\650 ★★★★

ほたる火/札幌

ウッディーな作りの広い店内はいいが,豚骨を煮出した嫌な臭いが充満している.
純連系らしいといえばそうだが,決して印象は良くない.
これだけは何とかしたほうがよいのではないか.

豚骨,野菜ベースの濃い口醤油味だ.
ラードがびっしりと入っている.
醤油の風味は生かされているが,ベースのスープのコクと旨みがやや不足気味だ.
そのため,しょっぱさだけが目立ってしまっている.
もう一工夫必要なようだ.

麺は小林の中太麺.
コシとシコシコ感があってなかなか旨い.
スープとの絡みもいい.

バラ肉叉焼は柔らかくて旨い.
食後の一口杏仁豆腐のサービスは,量は少ないが,濃厚のラーメンを食べた後には最適だ.

濃厚さといい,油量といい,純連系らしさはよく出ているラーメンだと思う.
(2008/2)


麺匠 ほたる火 札幌市西区八軒6条東2丁目8-2

ほたる火/札幌

2006年(平成18年)オープン.
ご主人はすみれ出身.
メニューは,みそ,しお,しょうゆの基本メニューのほか,あっさりしょうゆがある.

狼スープ/札幌

味噌卵\800 ★★★★+

狼スープ/札幌

狼のキャラで統一されている.
お昼,先客2名だ.
代金前払制.
カウンターの上段におしぼり乗せならぬ料金皿が置かれている.

少し辛味のある濃厚味噌スープだ.
にんにくがほどよく効いてコク,旨みとも十分に出ていて旨い.
油は多めだがこれくらいでないといけない.
卓上のすりゴマ,一味唐辛子を入れて食べると,更に重厚な味になる.

麺は黄味が強い中太縮麺.
もちもち感があって旨い.
スープとの絡みもいい.

ばら肉叉焼はトロトロ系.
薄いが旨い.
試作中の道産の有精卵を使ったという煮玉子は,半熟で実に旨い.
素材の卵がいいのだろう.
食べてみる価値は十分にある煮玉子だ..

完成度の高い力強い味噌ラーメンだ.
村中系らしさがよく出ている.
問題があるとすれば具の野菜だ.
挽肉と一緒に炒めたもやし,たまねぎ,キャベツが中心.
キャベツは丁度いいくらいの堅さになっているが,もやしや玉ねぎはぺちゃぺちゃになっている.
まるで味噌煮込み野菜のようだ.
さすがの狼も食べ残すかもしれない.

食べ終わった後に飲むお冷は,特に旨い.
(2008/2)


味噌ラーメン専門店 狼スープ 札幌市中央区南11条西1丁目5-1 北向

狼スープ/札幌

屋台からの出発のようだ.
店のオープンは2000年(平成12年).
すみれ出身.

場所は分かりにくいが,パークホテルの横にあるライフォートホテル横の小路にある.
店内は狭くはないが,トータルの席数は少ない.

メニューは,味噌と味噌卵のみ.
気迫とこだわりを感じさせるメニュー構成だ.

庵/札幌

ラーメン(味噌)\700+半熟卵\100 ★★★★+

庵/札幌

お昼,混んでいる.
2人待ち.

見た目はきれいな作りだ.
濃厚だが辛味が比較的弱いマイルドな味噌味だ..
味噌は,どちらかというと白味噌に近い.
にんにく,おろし生姜の風味がいい.
ただし,油は多量.
まるで油スープを飲んでいるようだ.

和田山の中太麺はコシがあっていい.

具の叉焼は,薄味でいい.
立ち上る炎に当てたもやしはシャキシャキしている.
狼スープの野菜よりはいい.
半熟煮卵はそれなりに旨いのだが,こちらは狼スープに軍配が上がりそうだ.

比較的本家すみれに近い味だ.
油が多いのを除けば,食べやすい味噌ラーメンだと思う.
(2008/2)


らーめん 庵(いおり) 札幌市中央区南4条西16丁目2-20 西向

庵/札幌

2005年(平成17年)オープン.
すみれ出身.

メニューは,味噌,醤油,塩,チャーシュー,半熟卵だ.
店主一人で調理しているが,見たところていねいな作り方のようだ.

千寿/札幌

みそラーメン\680 ★★★★+

千寿/札幌

地下1階にある.
隣は,デカ盛ランチで有名な喫茶店パズーだ.

お昼,5人待ち.
相変わらず混んでいる.

濃厚なスープは,豚,鶏,野菜系のほか,魚介系の旨み・コクが強く出ている.
村中系の中では,油量は比較的少なめだ.
甘みもあって飲みやすいスープに仕上がっている.
ただし,味噌の味がややあいまいだ.
味噌ラーメンらしいキレに欠けるように思う.

麺は一柳の中太麺.
玉子麺なのだろう.
スープとの絡みもよく旨い.

ばら肉叉焼はとろとろ系.
甘めの味付けで柔らかく,スープとの相性もいい.
半熟玉子もいい.

すみれ本家のようなインパクトには欠けるが,万人向けの食べやすいハイレベルな味に仕上がっている.
(2008/3)


麺工房 千寿 札幌市中央区大通西8丁目2-39 北大通ビル地下1階

千寿/札幌

2002年(平成14年)オープン.
店主はすみれ出身.
元は洋食屋のコックをされていたようだ.

店内はカウンター席数席とテーブル1卓と狭い.
メニューは,味噌,塩.醤油,各味大盛り,各味叉焼麺,ライスのみ.

彩未/札幌

味噌ラーメン\700 ★★★★++

彩未/札幌

少し出遅れた.
午前10時50分ころ到着.
店外に10人くらいの行列ができている.
相変わらずの人気だ.
改めて味噌を注文する.

濃厚ではあるが実にマイルドな味噌味だ.
元スープの味もコクもしっかりとしている.
それだけでなく,味噌が旨い.
味噌特有の辛味を抑えると,とかく味噌味がボケ気味となるが,味噌の味もしっかりとしている.
叉焼の上に遠慮がちに載った生姜を溶かすと,また違った味に.

森住の麺も旨い.
叉焼もまあまあだ.

丁寧に作られたこの味噌ラーメンの完成度は非常に高いことは間違いない.
万人誰もが旨いと思うことだろう.
(2008/3)


麺屋 彩未 札幌市豊平区美園10条5丁目3-3

彩未/札幌

2000年(平成12年)オープン.
札幌の人気行列店だ.
店主の奥雅彦さんは,すみれ出身.
ラーメン作りに打ち込む姿勢の素晴らしさで評判の方だ.

メニューは,基本的に味噌,塩,醤油.
塩,醤油の評判も高いようだ.

みかん/小樽

醤油ラーメン\650+煮玉子\100 ★★★★+

みかん/小樽

南樽市場入口のすぐ前にある.
味噌にしようか迷ったが,醤油にする.

村中系にしては甘口の醤油味だ.
見た目ほどに濃口ではない.
むしろマイルドなスープだ.
旨みコクとも申し分ない.

麺は,地元小樽の加藤製麺場製.
中太というよりは,やや細め.
これはこれで旨いし,スープとの絡みもいいが,森住の麺のほうがより良いような気がする.

具はこれといった特徴はないが,叉焼はまあまあだ.

村中系の中では,彩未,千寿と軌を一にしている.
(2008/3)


らーめん みかん  小樽市新富町13-13

みかん/小樽

2005年(平成17年)オープン.
店主は,すみれ出身.

店は新しく良い雰囲気だ.
メニューは,基本的に,味噌,塩,醤油.
煮玉子のトッピングができる.
限定チャーハンなるものもある.

咲弥/札幌

こっさり味玉塩らーめん\850 ★★★★+

咲弥/札幌

旨い塩ラーメンだ.
魚介系,特に昆布の旨みがよく出ている.
東京のこの種ラーメンのように節系が突出していない分,上品な味のスープになっている.
清湯豚骨スープ,脂の旨みとの調和もいい.
塩は深みのある味だ.

小林の中太玉子麺は,コシがあってそれ自体は旨いのだが,スープとのバランスが今ひとつだ.
麺の個性が強いため,旨いスープと喧嘩しているような気がする.

ばら肉叉焼はまあまあ.
この種塩ラーメンに合う旨い叉焼としては,AFURI(東京/恵比寿)の炙り叉焼,ちゃぶ屋(東京/護国寺)のトロトロ叉焼がいい.

僕の好きなすみれの塩ラーメンのような濃厚な旨みとコクとは違った旨さがある.
だが,そこはかとなくすみれの面影が残る味だ.
角切り叉焼と炒め野菜は,村中の流儀に則っているが,味は村中系では異色のラーメンといっていいだろう.
なお,東京ならまだしも,札幌でこの値段は高目の感がある.
(2008/3)


元祖こっさりらーめん 麺匠 咲弥(さきや) 札幌市西区琴似2条2丁目2-22

咲弥/札幌

2004年(平成16年)留萌市でオープン.2007年に琴似に移転した.
若きご主人は,すみれ出身.
本家すみれとは対照的に,こっさりラーメンなる新基軸を打ち出したようだ.
こっさりとは,見た目こってり,食べてあっさりの味の造語.
結局は,あっさり味ということになる.

メニューの基本は,塩,味噌,醤油,辛味噌だ.
塩がイチオシとのこと.

ムラナカ/札幌

カツカレー\900 ★★★★

ムラナカ/札幌

お昼,すみれのスープをベースにしたカレーの味と,ランチ時間帯にサービスとしてつくすみれのスープを目当てにムラナカへ.
隣のすみれには,行列ができている.

すみれラーメンの化身にしては濃厚ではない.
控えめな奥深い味のするカレーソースだ.
不自然なコクや旨みではなく,本物志向のブイヨンがベースになっているといった感じだ.
ただ,元となるカレールーのスパイスや小麦粉の風味が弱いため,カレーらしさが出ていないのが残念.

カツはサクサク揚がっていてまあまあ旨いが,肉が薄い.
おそらく,この店イチオシのエスカロップ用のとんかつをそのまま使っているのだろう.

 ムラナカ/札幌

すみれのスープは,驚くべきほど旨いということはない.
普通の中華スープと大差ない味に感じる.
ラーメンがあれだけ旨いのは,更に味噌ダレなり塩ダレに大いなる工夫があるのだろうか.
(2008/3)


洋食とカフェ ムラナカ 札幌市中央区南3条東5丁目2 千歳鶴ミュージアム・アネックス

ムラナカ/札幌

すみれ直営の洋食喫茶店だ.
店内はテーブル席のみ.

メニューは,エスカロップ,ハンバーグ,オムライス,カレー,ナポリタンなど.
本格的な洋食屋というよりは,喫茶店の延長線上にある軽洋食屋といった感じだ.
日替わりランチもある.
ランチタイムには,サービスですみれのスープがつく.