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続八条庵/札幌 西野

いか天もり\900 ★★★★★

続八条庵/札幌 西野続八条庵/札幌 西野続八条庵/札幌 西野

もうすぐ4月だというのに,強い西風に乗って小粉雪が舞う.
雲の切れ間から差し込む斜光線に春の兆しを感じるのだが,西野の春はまだまだ遠そうだ.

今回の札幌での食歩記のフィナーレは,どうやらこのお店になりそうだ.
前回赴任時からの懸案店の一つ.
田舎風の手打ち蕎麦と,かき揚げやいか天やちく天のボリュームで有名なお店だ.

かき揚げせいろといか天もりで迷ったが,何やらいか天が食べたくてこちらを選択.
もっとも,両方を食べられる続八にすればよかったのだが・・・

真っ黒い田舎蕎麦は.強烈なコシがあるバキバキとした食感だ.
新蕎麦ではないのに,実に風味豊かだ.
これは旨い.

いか天の量がすごい.
10個以上はある.
いかの旨味がよく出た旨い天ぷらだ.
もちろん,蕎麦との相性が悪かろうはずはない.

満足度の高い旨い蕎麦だ.
もっと早くからほかのメニューも食べておけばよかった.
一人寒さに震えながら西野のだらだら坂を下りながらそう思った.

札幌での当面の最後の一杯は,この力強い蕎麦に背負ってもらおうではないか・・・.
何やら勇気も沸いてくる.
札幌を去るに当り,それにふさわしい一杯だと思う.
(2012/3)

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おたに食堂/札幌 八軒

チャーシューメン(正油)\750 ★★★★+

おたに食堂/札幌 八軒おたに食堂/札幌 八軒 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その91>

八軒界隈も裏の路地に入ると雪深いものがある.
こういう吹雪の日はその感が強い.
排雪が進んでいないのだろう.
道脇には,二メートルにも達しようかという雪壁が続いている.
人通りが全くない雪道を歩いていると,寒さが身にしみる.
こういう日は,昭和の大衆食堂で食べる札幌ラーメンが旨いのだ.

1961年(昭和36年)創業の昭和ノスタルジックな大衆食堂だ.
しばらく休店していたようだが,去年の秋ころから再開した.
店内は石油ストーブが暖かい.

先客の常連らしき父さんがお店の母さんと話し込んでいる.
どうやら弁当持参のようだ.
野菜炒めを単品で注文.
これをおかずに弁当を食べようというのだろう.

昭和の大衆食堂に単品メニューがある訳.
せいぜい酒やビールの肴にするためなのだろうと思っていたのだが,どうやら違うようだ.
あの昭和の時代,飯を持ち込んでおかずを注文する.
大衆食堂ではそんな食べ方があったのではないだろうか.
これぞ大衆食堂.
改めて己の認識の甘さを思い知らされる.

札幌ブラックは健在だ.
やや旨味の出が悪い感はあるが,あっさりとした香ばしい濃口醤油味がいい感じだ.
ゴム感のある西山の中太縮麺は,これが札幌ラーメンであることの証.
噛めば噛むほどに味の出るもも肉叉焼は,昭和の味だ.

吹雪の日,昭和の暖かい札幌ラーメンが身も心も暖めてくれた.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2012/2)

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進龍/札幌 琴似

タンメン(みそ)\800 ★★★★

進龍/札幌 琴似進龍/札幌 琴似 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その87>

1979年(昭和54年)創業.
琴似の裏通りにある昭和の大衆中華食堂だ.
母さんら女性陣がやっている.
落ち着きのある昭和ノスタルジックなお店だ.

タンメンというのは,元々は,関東圏で塩スープの野菜ラーメンのことをこう呼んでいる.
北海道では,一般的には,野菜ラーメンと呼ばれているようだ.
しかも,醤油・塩・味噌ベースの各味がそろっているところがいい.

動物系+野菜系+白味噌ベースのスープは,あっさりしとしていながら,旨味とコクがあって旨い.
これに,一柳のモチモチした中太縮麺がよく絡む.
札幌らしいタンメンだ.

野菜の量がすごい.
ボリューム満点だ.

ほっとする昭和の味がよく感じられる旨い味噌タンメンだ.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2012/1)

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上海/札幌 二十四軒

ラーメン(正油)\650 ★★★++

上海/札幌 二十四軒上海/札幌 二十四軒

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その85>

1980年(昭和55年)創業.
この界隈では人気のある大衆中華食堂だ.

前回は,チャーハンを食べたので,今回はラーメンだ.

鶏ガラベースの中華系スープだ.
結構強い旨味が出ていてなかなか旨い.
これに一柳のモチモチの中太縮麺が妙にマッチしているところが面白い.

薄切りのバラ肉叉焼もなかなか.
ちゃんと,ゆで玉子も入っている.

お店の雰囲気といい味といい,いかにも昭和の大衆中華食堂といった感じだ.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2012/1)

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三元/札幌 琴似

らーめん\680 ★★★★+

三元/札幌 琴似三元/札幌 琴似 

いわゆる”横浜家系”ラーメンのお店だ.
家系とは,”吉村家”(横浜/平沼橋)を総本山とする系列の豚骨醤油ラーメンのお店のこと.
店名に”家”の字がつくことから”家系”と呼ばれている.

札幌で家系といえばは山岡家だが,必ずしも正統派とはいえないだけにこのお店は注目だ.
さて,そのお味は・・・

ディスプレイは,正統派家系ラーメンそのものだ.

スープは,まさに横浜豚骨醤油.
豚骨の旨味がよく出ていて,ややしょっぱいところは家系の味といっていい.

麺は,小林の中細直麺.
細めなのと,やや加水率高めでシコシコ感不足ではあるが,ツルシコなところはそれっぽい.
海苔,肩ロース叉焼,ほうれん草も家系の流儀に則っている.

絵に描いたような家系ラーメンといっていい.
もっとも,店名に”家”の字がないので,正確には,家系インスパイアというべきだろう.

なかなかいいではないか.
トッピングに玉葱がないところが残念だが,キャベツは必須だろう.
(2012/1)

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かなえ/札幌 琴似

焦がしにんにく黒正油\750 ★★★★+

かなえ/札幌 琴似かなえ/札幌 琴似

店主は,”鐵 TETSU”(千葉/蘇我)の出身.
鐵の店主は,”なりたけ”(千葉/津田沼)の出身.
なりたけの店主は,弁慶(東京/浅草)の出身.

ということは,このお店,”ホープ軒本舗”(東京/吉祥寺・昭和13年)を起源とするいわゆる”東京豚骨醤油”系ということになる.
東京豚骨醤油系ラーメンは,後に”香月”(東京/恵比寿)に代表されるように,”背脂チャチャ系”と呼ばれる多くのラーメン屋を生み出したことでも有名だ.

そんな系統のお店が何故札幌に・・・
経緯はともかくとして,”超こってり!背あぶらたたき”をウリにしているようだ.

スープのベースは,豚骨+野菜系の醤油味.
これに,焦がしにんにくの風味と背脂の甘みとこってり感が加わっている.
ややしょっぱめの味付けだが,こうでないといけない.
なかなかいける.

麺は,マルカツ製麺の高加水の中太麺.
ツルモチのうどんのような食感だ.
ホープ軒本舗などの麺とは趣が違うが,これはこれでいける. 
柔らかなバラ肉チャーシューも旨い.

近くには,横浜家系の”三元”もオープンした.
関東系ラーメンの本格的な札幌進出だ.
(2012/1)

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札幌 みその/札幌 前田

シビレ味噌らーめん\700 ★★★★++

札幌 みその/札幌 前田札幌 みその/札幌 前田 

店主は,”けいすけ”グループの出身.
残念ながら食べることはできなかったが,2010年10月から3か月間の期間限定で行われた狼スープ企画”東京けいすけ×さいみ”のコラボ店の店長をした方だ.
昨年3月,”札幌みその”(東京/梅島)のオープンに続き,12月10日,下手稲通沿いに本店を構えた.
ウリは,もちろん,けいすけ×彩未のコラボの味噌ラーメン.

というわけで,遅ればせながらの訪問だ.
けいすけらしさを味わうなら,かに味噌にすべきだろうが,あえて敬遠.

様々な素材をベースにしたしっかりとした旨味とコクのある上出来のスープだ.
これに,山椒と一味唐辛子をブレンドしたカラシビが辛さのパンチを与えていて実に旨い.
カラシビ度は,”鬼金棒”(東京/神田)のノーマルといったところだろうか.

カネジンの中太縮麺は,モチモチタイプで札幌麺寄りの仕上がり.
スープとの相性も悪くない.
まあ,こんなもんだろう.

厚切りの柔らかチャーシューが旨い.
食べ応えもある.

どちらかというと,彩未の味噌をベースにしつつも,流行の東京系味噌ラーメンの色合いが全面に出ているが,よくできた旨い味噌ラーメンだと思う.
この種の味噌ラーメンが札幌の方々にどのように評価されるのか興味深いとこだ.
(2012/1)

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勝三/札幌 琴似

どてちんラーメン\680 ★★★★+ 二郎インスパイア度70%

勝三/札幌 琴似 


<札幌二郎インスパイア系シリーズ その12>

12/1オープンの新店だ.
店主は,千葉の麺屋”青山”出身とか・・・

豚骨野菜系バースの醤油スープは,味が二郎に似ている.
背脂・ニンニクが加ると,それっぽくてなかなか旨い.

天地を返すと・・・

勝三/札幌 琴似 

麺は,カネジンの太麺.
これがまたコシがあってシコシコ.
これも二郎っぽくていける.

ヤサイやブタの感じはかなり違うが,まあ,これはこれでよい.

ボリューム感はないが,味わいは二郎らしくて,なかなか旨い.
なお,ヤサイ・ニンニク・アブラの増しも可能なようだ.
(2011/12)

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いこい/札幌 琴似

ワンタンメン\680 ★★★++

いこい/札幌 琴似いこい/札幌 琴似

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その69>

創業1976年(昭和51年)ころ.
ラーメン類を中心とした家族経営の大衆中華食堂だ.

動物系ベースのあっさり醤油味.
西山の直に近い低加水気味のシコモチ麺がよく馴染んでいる.

ワンタンは,具の少ない黄色のチュルチュルタイプ.
コリコリメンマがいい感じだ.

昭和の香りのする店内はよいが,ややCPが悪い.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★
(2011/11)

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阿里山/札幌 平和

チャーシューメン\730 ★★★★★

阿里山/札幌 平和阿里山/札幌 平和

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その56>

1979年(昭和54年)創業のこのお店.
平和の住宅街にひっそりとある昭和の大衆中華食堂だ.

それにしても遠い.
いくら土日のウォーキングといっても,約10キロの道のりにはかなりつらいものがある.

しかも,到着してびっくり.
店の様子は前回訪問時と変わりないが,店外に客があふれているではないか.
このお店の人気を象徴している.

動物系+野菜系ベースのあっさり醤油味のスープ.
オイリーで,ベースの旨味がよく出ている.
マイルドな醤油味と相まって実に旨い.

西山の直に近い中細麺.
低加水気味のシコモチ麺だ.
いわゆる札幌麺とはやや趣が違うが,スープとの相性が抜群でこれまた旨い.

叉焼は,薄切りのバラ肉ロール叉焼.
上品な味付けでこれがまたいける.
7~8枚は入っている.
ボリューム満点だ.

前回食べた味噌も絶品だったが,醤油味も旨い.
遙々,平和まで行く価値のある昭和のラーメン屋だ.

というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/11)

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味の広龍/札幌 西町南

チャーシューメン\750 ★★★★++

味の広龍/札幌 西町南味の広龍/札幌 西町南 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その52>

今日は,龍の名のもとにさん推薦のこのお店だ.
1978年(昭和53年)創業.

実に家庭的な雰囲気の街の大衆中華食堂だ.
父さんと母さんと出前の姉さんでやっている. 

出前のカツ丼が実に旨そう.
思わず気持ちがぐらつきそうなのを我慢してチャーシューメン.

動物系+野菜系の旨味たっぷりのスープに,西山の低加水気味のシコモチ麺が心地よい.
う~ん,これは旨いではないか.

しかも黒縁叉焼が絶品.
肉がジューシーながら,実に昔懐かしくて旨い.
シャキシャキメンマもいい感じだ.

昭和ノスタルジックな店舗にぴったりな味わいのこのラーメン.
長年地元客に愛されてきたのだろう.

というわけで,ノスタルジック度:★★★★★

龍の名のもとにさん,どうも推薦ありがとうございました.
また,いいお店があったら教えてください.
(2011/11)

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宝来軒食堂/札幌 発寒

正油ラーメン・ミニチャーハン(おすすめセットB)\800 ★★★★

宝来軒食堂/札幌 発寒宝来軒食堂/札幌 発寒 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その45>

1988年(昭和63年)創業.
昭和末期の大衆食堂だ.

スープは動物系+野菜系ベースの濃口醤油味.
すっきりとした味わいで旨い.

和田山の中太縮麺はモチモチ.
スープとの相性もよい.

もも肉叉焼は昔ながら.
シャキシャキもやしがいい感じだ.

ぎゅうぎゅうに固められたチャーハンは昔ながら.
ラードの香りがする.

食堂系の昔懐かしい札幌ラーメンといっていい.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★
(2011/10)

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満月食堂/札幌 発寒

正油ラーメン\600 ★★★★+

満月食堂/札幌 発寒満月食堂/札幌 発寒 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その41>

1966年(昭和41年)創業.
発寒ぎんなん通りにある大衆食堂だ.

プレハブ小屋のラーメン屋店としてスタートしたそうだ.
現在は立派な満月ビルになっている.
それにもかかわらず広い店内には昭和の香りが満ちている.

NHKテレビがお昼のニュースを伝えている.
三々五々やってきた近隣の方々がのんびりと昼食をとる.
のどかな大衆食堂の風景だ.

動物系+野菜系ベースのスープはやや甘め.
すっきりとした醤油味で昔懐かしくて旨い.
これに低加水気味のシコモチ中太麺がよく絡む.

厚切りのロース叉焼が旨い
噛めば噛むほどに味が出る昔ながらの叉焼だ.
コリコリメンマの食感と青菜の緑が清々しい.

というわけで,ノスタルジック度:★★★★
(2011/10)

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起龍/札幌 発寒

ランチセット(半チャーハン&正油ラーメン)\600 ★★★★

起龍/札幌 発寒中央 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その35>

1980年(昭和55年)創業.
発寒の街の昭和の中華屋だ,

このランチセットは安い.

スープは,鶏がらベースの濃口醤油味.
自然ですっきりとした素直な味わいがよい.
旨い.

起龍/札幌 発寒中央 

麺は,西山の中太モチモチ麺.
札幌ラーメンはこういう麺でないといけない.
スープとの相性がいい.

肩ロース叉焼にコリコリメンマはいい感じだ.

炒飯は,卵だけのフワフワ.
年季の入った中華屋らしい技術を見せつけられる想いだ.
これも旨い.

店舗は改装されて新しくなっているのは残念だが,味は昭和の味だ.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★
(2011/10)

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きちりん/札幌 ほしみ

チャーハンセット(正油)\950 ★★★★++

きちりん/札幌 ほしみ 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その34>

1992年(平成4年)創業.
平成初期のラーメン屋だが,味は昭和ノスタルジック.

スープは,鶏がら+節系のあっさり醤油味だ.
甘味は野菜から出たものなのだろう.
クリアなスープが実に旨い.

きちりん/札幌 ほしみ 

麺は小林の中太縮麺.
モチモチの札幌麺だが,若いすっきりとした味わい.
これも旨い.

肩ロース叉焼はトロトロで柔らか.

きちりん/札幌 ほしみ 

このお店は,チャーハンが旨い.
昔ながらの味わいを残しながらフワフワ.
ハイレベルだ,

\1000近いセットだが満足度が高い.
しかも昔懐かしくて旨い.

というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/10)

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竜豊/札幌 発寒

チャーハンセット(正油)\650 ★★★★+

竜豊/札幌 発寒 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その32>

1987年(昭和62年)創業.
家庭的な雰囲気がナイスな街の大衆中華食堂だ.
タクシーの運転手が常に立ち寄る.
旨い証拠だ.

スープは,やや甘めの動物系+野菜系ベース.
バランスの取れた味わいが昔懐かしい.

麺は,一柳のモチモチゴム麺.
正に札幌の麺だ,
スープとの相性もバッチリだ.

昔ながら炒飯.
たっぷりと入った叉焼が実にいい感じだ.
これも旨い.

全体的に心のこもった丁寧な作りが心地よい.
接客は実に家庭的.
昔懐かしい大衆中華食堂の味を味わえる.
しかも値段が実に良心的.

というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/9)

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一平/札幌 琴似

カケラーメン(醤油)\600 ★★★★★

一平/札幌 琴似

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その31>

1979年(昭和54年)創業.
旭川の藤原製麺の札幌支店という位置づけのようだ.
いつ食べても昔懐かしくて旨いと思うラーメン屋だ.

スープは,動物系+野菜系ベース.
透明感のある実にすっきとした旨いスープだ.
しかも,昔懐かしい.

一平/札幌 琴似 

麺は,藤原の中細縮麺.
低加水のシコシコ麺で,これが何ともノスタルジック.
昭和の味わいがある.
実に旨い.

薬味はネギのみ.
これぞラーメンの神髄が味わえる.

やっぱり昔懐かしい実に旨いラーメンだ.
今日も汽車の悲しげな汽笛が鳴り響く.
昭和の香りのする店内で啜るこのラーメンに,昭和の郷愁が掻き立てられる.

というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/9)

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美和食堂/札幌 西野

正油ラーメン\430 ★★★★

美和食堂/札幌 西野美和食堂/札幌 西野 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その28>

1973年(昭和48年)創業.
西野の昭和の大衆食堂だ.

お昼時,先客の近所の父さんとお店の母さんが大きな声でよもやま話.
どうやら,近所の父さんに孫ができたようだ.
いつもの街の大衆食堂の風景だ.

例によって正油ラーメンを注文する.

スープは,動物系+野菜系のあっさり醤油味.
醤油は濃いめに見えるが,あっさりとしている.
ベースの旨味がよく出ていてなかなか旨い.
昔ながらのスープだ.

麺は,中細縮れのサッポロ麺.
モチモチタイプでスープとの相性もいい.

昔ながらの硬い叉焼にシャキシャキメンマ.
麩をスープにつけて食べるのは札幌流だ.

典型的な,札幌の昭和の大衆食堂の正油ラーメンだ.
しかも,値段まで昭和そのものだ.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/8)

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福助ラーメン/札幌 前田

ラーメン(正油味)\550 ★★★++

福助ラーメン/札幌 前田福助ラーメン/札幌 前田 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その27>

1972年(昭和47年)創業.
下手稲通り沿いにあるラーメン屋だ.

店舗は正に昭和レトロ.
昭和30年代の昔風の味を標榜している.

豚骨・鶏骨の骨髄を煮出したというこのスープ.
実に上品な旨味のあるあっさり正油味だ.
やや薄い感もあるが,まあ,こんなものだろう.

麺は,西山の中細縮麺.
モチモチした札幌麺で,これも,まあ,こんなものだろう.

薄切りの叉焼が数枚入っている.
これは昔ながらでなかなか旨い.
コリコリメンマはいい感じだ.

昭和の昔ながらのラーメンであることは間違いない.
お店も実にノスタルジック.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/9)

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リベリア食堂/札幌 手稲

ラーメン(正油)\600 ★★★++

リベリア食堂/札幌 手稲 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その26>

1967年(昭和42年)創業.
手稲本町のコープさっぽろの前にある大衆食堂だ.

スープは,動物系+野菜系ベース.
油多めのニンニクが効いたやや甘味のある醤油味だ.
昔懐かしさはあるのだが,旨味の出が今一つなのが残念.

リベリア食堂/札幌 手稲 

麺は中細縮れの札幌麺.
モチモチでこれは悪くはない.

バラ肉叉焼は,柔らかで肉の味も感じられてなかなかいける.
シャキシャキメンマはいい感じだ.

懸案となっていた何ともノスタルジックなこの店名の由来.
結局,未解明のままに終わってしまった.
近所の常連らしき婆さんがやって来て,店の母さんと話し込んでいたため,詳細なインタビューができなかったからだ.

というわけで,昭和レトロなお店の雰囲気と併せて,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/9)

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たかちゃん食堂/札幌 稲穂

醤油ラーメン\550 ★★★★++

たかちゃん食堂/札幌 稲穂たかちゃん食堂/札幌 稲穂 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その25>

1971年(昭和46年)創業.

前回札幌赴任時は,休みがちのことが多く,二度訪問していずれも振られた宿題店だ.
代替わりしたのだろう.
最近では,安定して営業しているようだ.

スープは,鶏がら・魚介・野菜など様々な素材をベースにした醤油味だ.
大いに甘いのが特徴.
素材の旨味が素直に出た甘いスープは,実に昔懐かしい.
旨い.

麺は,小林の細直麺.
低加水のシコバツ麺だ.
これが更に昔懐かしさを増幅させている.
これまた旨い.

強火で火当てしたもやしは,水分が飛んでシャキシャキだ.
オリジナルだろうか,鶏チャーシューもよい.

評判どおり旨いラーメンだ.
昔懐かしさも抜群.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/9)

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ふくべ/札幌 琴似

野菜抜きしょうゆ\650 ★★★★★

ふくべ/札幌 琴似ふくべ/札幌 琴似 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その18>

1961年(昭和36年)創業.
もやし野菜てんこ盛りの有名店だ.
だが,このお店のラーメンの神髄は,スープや麺の旨さにある.

というわけで,今日は野菜抜きでいってみよう.

スープは,動物系ベースの醤油味.
鶏がらがメインのようだ.
ややしょっぱい濃いめの味付けだが,ベースの旨味がよく出ていてしかもクリア.
これに,よく効いたニンニクが深みのあるコクを与えている.
実に旨いスープだ.

麺は,中細縮麺.
シコモチの札幌麺でこれがまたいい.

大ぶりの肩ロース叉焼は昔ながらの味わい.
シャキシャキメンマは食感がいい.

野菜抜きで食べてみると,スープや麺がいかにしっかりとしているかがよく分かる.
正に昭和の札幌ラーメンだ.

というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/9)

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三徳/札幌 琴似

ラーメン(正油)\550 ★★★★+

三徳/札幌 琴似三徳/札幌 琴似 

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その6>

1927年(昭和2年)に小樽で創業した蕎麦屋だ.
ただし,ラーメンを出すようになったのは戦後のことのようだ.

スープは,動物系+野菜系ベースの濁りのある醤油味.
ベースの旨味が十二分に出ている.
これに,ニンニクのコクが加わって旨い.
ややしょっぱめだが,これがまた昔懐かしい.

シコモチの中太麺に大振りの叉焼.
麩やカラーなるとは,札幌の昔ながらのラーメンの象徴だ.

味付けの方向性は違うが,う月食堂のラーメンに一脈通じるものがある.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/9)

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四代目 いちまる/札幌 八軒

三代目(ねぎしょうゆ)\800 ★★★★++

四代目 いちまる/札幌 八軒四代目 いちまる/札幌 八軒

<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その4>

1930年(昭和5年)創業.
狸小路の屋台からの出発だ.
大戦を経て,東急デパートで三代目(渡辺巖氏)が営業していたが,2006年(平成18年)に閉店.
2010年11月に四代目としてその屋号が復活した.

前回食べた初代(渡辺勝井氏)のしょうゆは,あまりにも現代的な味なのに驚いた.
おそらく復刻が困難だったのだろう.
今日は,三代目の時代に人気だったというネギラーメンにしてみよう.

スープは,鶏がら+野菜系ベースの醤油味.
動物系の旨味とコクが強く出ている.
化調も効いているせいか,昔懐かしい味わいでこれは旨い.

麺は,一柳の中太縮麺.
モチモチの札幌麺でこれもいける.

大量に入った白髪ネギがいい.
麺と一緒に食べるとネギの風味が麺の旨さを倍増させる.

というわけで,ノスタルジック度:★★★★
(2011/8)

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木蓮/札幌 西野

冷製しおつけめん(限定)\800 ★★★★+

木蓮/札幌 西野 

いつの間にか,”GOE””が閉店して新しいお店になっている.
2010年3月にオープンしたようだ.
ここ2年間の札幌ラーメン界の変化なのだろう.

麺は,さがみ屋の中細縮麺.
コシのしっかりしたモチモチ麺でなかなかいける.

つけ汁は,冷製.
とろみのある塩味の餡のような味わいだ.
このとろみは,くずで出したものだろうか.
ベースは,鶏だろうが,冷製にしては旨味がよく出ている.
斬新な味わいでいける.
もとより,麺との絡みは抜群だ.

別皿に盛られた鶏叉焼,味玉,メンマ,青菜だど.
センスの良さを感じさせる.

塩味の冷ややかな味わいが爽やかで気持ちがいい.
和風ラーメンに期待が持てそうだ.
(2011/8)

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キッチン くら/札幌 八軒

しょうゆラーメン\600 ★★★++

キッチン くら/札幌 八軒キッチン くら/札幌 八軒

Glu-Eさんのブログにアップされていたお店だ.

民家を改装したという食堂.
風通しがよくて気持ちがいい.

ラーメンが立派なお盆に載せられて登場だ.

スープは,動物系+野菜系のあっさり醤油味.
ややしょっぱめだが,ベースの旨味はよく出ている.

麺は,中太縮麺.
ツルモチでこれは旨い.
札幌の卵麺だろう.

叉焼がいける.
余分な味付けがなくて,バラ肉の旨味がダイレクトに出ている.

食堂系のラーメンとしては,普通に食べられるオーソドックスなラーメンだ.
(2011/8)

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二代目 こくよし/札幌 八軒

素ラーメン(正油)\350+ねぎ\50 ★★★★

二代目 こくよし/札幌 八軒二代目 こくよし/札幌 八軒 

いつの間にか二代目に代替わりしている.
ウリだったみそラーメンの看板もなくなっているではないか.

30分遅れの開店.
二代目は女性店主?
メンマをサービスしてくれた.

スープは,鶏がらベースのあっさり醤油味.
やや化調が強めだが,コクがあって旨い.
昭和の味だ.

麺は,細縮麺.
前は一柳の麺だったが,どこの麺だろうか.
モチモチの麺で,スープとの相性がとてもよい.
絶妙なバランスだ.

ネギの風味もよい.
シャキシャキしたメンマは,この種ラーメンによく合っている.

ラーメン激戦区と化してきたこの界隈.
客足が鈍いのが気がかりだ.
二代目にも是非とも頑張ってもらいたいものだ.
(2011/7)

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ラーメン二郎 インスパイア系/札幌

ラーメン二郎/東京 三田 ぶた入りラーメン(ニンニク少々増し・カラメ)\700
ラーメン二郎/東京 三田ラーメン二郎/東京 三田

札幌では,ここ1~2年,二郎インスパイア系が流行しているというではないか.

札幌にも前から”ふくべ”のような外観だけは二郎ライクなラーメンもあった.
”てら”の極太にんにく醤油は,内容的にも二郎ライクな旨いラーメンだ.

ふくべ/札幌 琴似 正油ラーメン\750
ふくべ/札幌 琴似

てら/札幌 琴似 極太にんにく醤油\800
てら/札幌 琴似

というわけで,最近流行の札幌・二郎インスパイア系を少しばかり味見してみよう.
その前に,改めて二郎のラーメンの特徴を見てみると・・・

【スープ】
二郎専用の”カネシ醤油”・味醂などを使った醤油ダレに,豚骨・野菜・背脂を強火で煮出したスープで作る背脂豚骨醤油スープ.
意外にすっきりとした醤油味だ.

【麺】
日清製粉の強力粉”オーション”を使った自家製の極太縮麺.
平ぺったくて直麺に近い.
強烈なコシのシコモチ麺だ.

【具】
大量のもやしとキャベツ(1:1くらいの割合)
叉焼は,”ぶた”と呼ばれる醤油ダレで煮込んだ煮豚.
一つが塊状で巨大だ.

【無料トッピング】
提供直前に”ニンニク入れますか?”と聞かれる.
ニンニク,ヤサイ,アブラ(背脂のこと),カラメ(醤油ダレ増量のこと)の中から好みの応じてコールする.

【量】
麺量:デフォルト(多くの二郎直系店では”小ラーメン”と呼ばれている)で300gくらい.
野菜:デフォルトで小山盛りくらい
ぶた:デフォルトで2個,ぶた入りは5個くらい,ぶたダブルは8個くらい.
とにかく,一つが巨大なので,2個も食べれば,それだけでも腹が張る.

【価格】
二郎三田本店では,現在,ラーメン\600,ぶた入りラーメン\700,ぶたダブルラーメン\800,大ラーメン\650 ぶた入り大ラーメン\750,ぶたダブル大ラーメン\850.
かなり安い.

といったラーメン二郎.
どのお店も日々行列をなしているカリスマラーメン店だ.

さてさて,最近の札幌・二郎インスパイア系のお味とは・・・
(2011/6)

虎鉄/札幌 八軒

辛つけ麺(200g)\800 ★★★★++

虎鉄/札幌 八軒 

あれは,東区の豚そば英二の後に虎鉄が開店してしばらくしたころのことだった.

つけ麺を注文.
つけ汁が出された.
それをちょっと動かした瞬間,器の底がカウンターの板目にひっかかって横転.
つけ汁が怒濤のごとく流れこぼれたのだ.
この一大事に,思わず,あ〜,と声を・・・
何事が起こったのかと飛んできた店員.
雑巾で一生懸命拭いてくれた.

快くつけ汁を作り直してくれた店主.
ありがたかった.

今や,あちこちに支店ができたこのお店.
今日は,八軒店を訪問だ.
何か起こるのではないかと不安がよぎる.

提供された辛つけ麺.
ここまで縮れた極太麺は珍しい.
シコモチでよい.

つけ汁は,豚ベースの旨味がよく出た辛味噌味.
挽肉からもよい味が出ている.
食べるラー油がポイントだ.

比較的好きなお店だけに美味しくいただいた.
今日は,何事もなく順調に食べ終えた.

さあ,帰ろうかと思って立ち上がった瞬間.
このお店の立派な椅子が真後ろにバッタンと・・・
轟音が店内に響きわたった.
満席に近かった店内の客の視線が一斉にこちらに・・・

またやっちまった.
あわてて椅子を元に戻すと,そそくさと会計を済ませて店を出た.
(2011/6)

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紫雲亭/札幌

正油ラーメン\700 ★★★★++

紫雲亭/札幌

店主には,狸小路の名店と言われた富公の味に対するこだわりがあるという.
さて,そのお味は・・・.

スープは,白濁した豚骨・野菜・魚介ベースの濃厚タイプだ.
様々な味が渾然一体となって深いコク・旨味・甘味をかもし出している.
実に旨い.

麺は西山ラーメン.
だが,一般の西山の麺とは違う.
低加水のシコシコバッツン系の細麺だ.
直に近い.
富公で使っていた麺と同じ麺だそうだ.
旭川系を彷彿させる.
これまた旨い.

具もいい.
叉焼は2種類.
バラと肩ロースだろうか.
ボリュームがあって味がよく滲みている.
昔懐かしい味だ.
シャキシャキメンマやきくらげもいい.

納得の1杯だ.
一徹の正油ラーメンよりもインパクトがある.
店主のこだわりがよく伝わってくる.
カレーラーメンも食べてみたいところだ.
(2009/2)

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月と星と妖精ダスト
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じょばんに

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シンプルライフをめざして
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ラーメン,カレーライス,かつ丼など,思い出深い昔懐かしい大衆食をさがして食べ歩きます.

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