中国料理 進来軒 千葉県千葉市稲毛区天台5-6-5 千葉モノレール/穴川ラーメン\480 ★★★★元祖東京ラーメンを承継する伝説のラーメンだ.大きめの丼に盛られている.スープは,鶏ガラ・豚骨ベースのようだ.生姜と生醤油の香りが際立っている.少し甘めの素朴なあっさり醤油味だ.中華麺のスープに近い.麺は,中太の直麺.もちもち感は適度に押さえられている.具は,細切り支那竹が雰囲気を出している.鶉の茹卵が入っているのはめずらしい.スープ,麺,具 がお互いに絶妙な味のバランスを保っている.素朴でありながらも深い味わいを出している.実にあっさりと,飾らないしみじみとした旨さがある.元祖東京ラーメンにふさわしいレトロな一杯だと思う.(2006/4)進来軒元祖東京ラーメンの店來來軒(創業明治43年)が閉店したのは昭和51年ころのようだ.その味を引き継ぐ唯一の店が進来軒.ご主人は,來來軒の四代目に当たる宮葉進さんという方.百年前の味を守り続けているという.宮葉さんは, 弟子入りした來來軒の三代目から伝統の味を託された.昭和44年に進来軒を開店したようだ.店内は,広く明るく清潔だ.メニューも豊富.麺類,中華一品料理,丼物,カレーライスもある.ラーメンと餃子/炒飯/カレーライス等とのセットメニューもある.出前もしている.地元の人から愛される地域密着型のいわゆる大衆中華料理屋だ.東京ラーメン洋食からは遅れたが,東京でも函館や横浜に次いでラーメン屋が現れた.來來軒だ.浅草で東京ラーメンの原型となるラーメンを提供したのだ.かくして來來軒は,東京初のラーメン専門店,元祖東京ラーメンの店とされている.(写真 來來軒の復元 新横浜ラーメン博物館)新横浜ラーメン博物館によると,東京ラーメンとは,おおむね次のようなものらしい.東京ラーメンの草分けは,浅草の来々軒(創業明治43年).鶏ガラ,豚骨,野菜でとった醤油味のスープ.手打ちのストレート麺(やがて機械打ちの縮れ麺が主流となった).焼豚,メンマ,きざみネギといったシンプルな具.戦後,多くの店が,鶏ガラ、豚骨でとった澄んだスープに,煮干しや節物類などの和風だしを加える.醤油味,縮れ麺,和風だしという三点を最も早く実現.具に,なると,ほうれん草などが加わる.繊細な味わいが魅力.中国の麺料理を日本のラーメンへと変化させている.現在の東京のラーメンは多種多様.全国のラーメンの味が楽しめる.東京ラーメンを出す店は年々減少している.現在,来々軒の血を引く店は,千葉稲毛の進来軒のみとなっている.地元の主な店:萬福,春木屋,来集軒,丸信(新横浜ラーメン博物館HPより要約)
Author:じょばんに ラーメン,カレーライス,かつ丼など,昔懐かしい大衆食をさがして食べ歩きます.
○ 食歩記/関東