三朝/名古屋 千種
カツカレー麺\950 ★★★★++
<名古屋めしシリーズ その73 の2>
創作麺が注目のこの老舗店へ・・・
初訪のときに食べたつけカレー麺が始まっている.
さらに,親子つけきしめんなる気になるメニューも登場している.
迷ったが,懸案のカツカレー麺を注文.
御飯とうどんの上にカツカレーがトッピングされているではないか.
面白い.
カレーが何とも旨い.
コクと旨味があって,どこか昔懐かしい.
薄目のトンカツはサクサク.
コシのあるうどんもいけている.
カレーうどんの有名店らしい驚きの創作料理だ.
いいではないか.
(2013/7)
台湾味噌煮込うどん\850+小ライス\150 ★★★★+
<名古屋めしシリーズ その73>
初訪のときから気になっていたメニューだ.
名古屋の台湾ラーメンと味噌煮込みうどんの融合形といったところだろう.
ほかに台湾カレーうどんなるものもある.
名古屋の”台湾”といえば,挽肉とニラの激辛味に特徴がある.
この味噌煮込みうどんには,挽肉とにんにくの芽が入っている.
豆味噌ベースのスープだが,どうやら豆板醤系の辛味が効かせてあるようだ.
激辛というわけではないが,食べ進むうちに辛味が増してくる.
糸唐辛子もよいアクセントになっている.
麺は,適度なコシのある食べやすい麺だ.
麺自体の味も良い.
身が暖まる名古屋らしい旨いオリジナル味噌煮込みうどんだ.
(2013/3)
つけカレー麺\950 ★★★★★
<名古屋めしシリーズ その40>
何故かよく分からないのだが,カレーうどんは,”名古屋めし”の一つとされている.
ネットなどによると,名古屋で最初にカレーうどんを出したのは,”若鯱家”(現:鯱乃家/名古屋黒川,1976年)であるともアナウンスされている.
しかし,それは,おそらく明らかな間違いというものだろう.
もちろん,ウラ取りができているわけではないが・・・.
”三朝”の創業は,1931年(昭和6年).
初代は,カレーうどん発祥のお店”三朝庵”(東京/早稲田,創業江戸期)の出身だ.
三朝庵でカレーうどんが考案されたのは,明治末期のこと.
ここで修行した三朝の初代が,この人気メニューを名古屋でもメニュー化しなかったとはとても考えられないからだ.
さて,そんなカレーうどん,名古屋でどんな進化を遂げたのだろうか.
現在,何代目が経営されているのかは分からないが,”つけカレー麺”なるメニューがある.
しかも,”元祖絹の糸”とも書いてある.
登場したつけカレー麺.
実に美しい艶やかなうどんではないか.
塩気の効いた細麺.
コシがあって小麦の風味がよく感じられる.
旨い麺だ.
つけ汁が秀逸.
カレーのスパイシー感はもとより,甘味と辛味がほどよくマッチした風味豊かな汁だ.
ベースは,もちろん,うどん汁なのだろう.
うどんとの相性もよい.
実に旨いカレーつけうどんだ.
大いに進化したカレーうどんだ.
(2012/9)
■手打めん処 三朝■
名古屋市千種区千種1-4-25 map
水休/11:00~15:00 17:00~21:00
1931年(昭和6年)
<メニュー>
中華そば\700
カレーうどん\700
台湾カレーうどん\800
唐揚カレーうどん\950
海老カレーうどん\950
カツカレーうどん\950
カツカレー麺\950
カレー煮込み\950
イタリアン煮込\950
ねぎま煮込(醤油味)\950
豚カレーうどん\1000
エビマヨうどん(きしめん・そば)\900
麺定食+\300
ほか うどん,きしめん,そば,丼物,定食,ランチメニューなど多数
(2012/9)