インディアン@東京/蓮沼 大田区西蒲田7-16-1 東急池上線/蓮沼支那そば+半カレー\1000 ★★★★★+★★★★土曜日の開店時間前,臨休でないことを祈りつつ蒲田駅から歩く.暖簾が出ていた.先客は既に2組.テーブル席につく.まずは支那そば.スープは透明度の高い薄めの黄金色.一見,伝統的な函館ラーメンのスープのように見える.しかし,味は違う.京風のお吸い物を飲むかのように驚くほど上品な味なのだ.しかも深みがある.伝統的な函館ラーメンが豚ベースの塩味であるのに対し,この店のスープは,昆布や貝類などの魚介系をベースとしているのだろう.塩分も強くない.岩塩のようなまろみがある.どんな塩を使っているのであろうか.麺は,細縮麺.独特な黄味を帯びている.麺そのものに味がある.コシは弱いが堅めに茹でられていて,食感がうまく調整されている.塩スープがおとなしい分,麺の味がよく引き出されている.具は叉焼が旨い.こだわりの叉焼なのだろう. 武田流古式カレーライスだ. 支那そばの麺を食べ終わるころ,タイミングよく出される.色は濃いブラウン.黒に近い.辛くはない.どちらかといえば甘い部類だろう.コーヒーのような独特な苦みがある.資生堂パーラーのビーフカレーに似ている.ビーフ系のブイヨンがよく効いていて力強い.そのためか,余った支那そばのスープが飲みたくなる.飲んだ瞬間,それ自体おとなしかったスープの味が増幅される.薄味の魚介系塩スープの持つ本来の旨みがより強調されるのだ.驚きである.まさにカレーと支那そばスープのコラボレショーン.芳醇な旨みを持ったスープへ変身である. ハイレベルなカレーライスだと思う.(2007/2)創業1955年(昭和30年).インディアンという名前は,カレー粉やカレー屋の名称としてよく登場する.大阪にもインデアンという名前の老舗カレー専門店(創業昭和22年)がある.インディアンも元はカレー中心の洋食屋だったようだ.初代の武田さんは,若くして資生堂パーラーで洋食の腕を磨き,昭和30年に独立して蓮沼にインディアンを開業したらしい.カレーライスを看板メニューとしていたようであるが,麺入りのコンソメスープが好評を得て,現在の塩味の支那そばのメニューができたとか.ただ,いつころから支那そばが出されるようになったのかは定かでない.現在の経営者は二代目.洋食シェフの経験のある永岡という方らしい.武田さんが引退後,店を引き継いだようだ.先代の伝統の味を引き継いでいるという.メニューはシンプル.最高級カレーライスと支那そば(焼豚)の組み合わせからなっている.もちろん単品でもよいのであろうが,むしろカレーライスと支那そばのコラボレーションが売りのようだ. セットのほうが値段も安い.カレーライスと塩ラーメンは大好物である.この両方が一度に食べられるとは,うれしい限りの店である.場所は,蓮沼駅のすぐそば.JR蒲田駅から歩いても10分程度だ.店の上部には白い大きなテントがかかっている.なお,この店は,ときどき臨休があることと,夕方早く終了してしまうこともあるので注意したほうがいいかもしれない.
Author:じょばんに ラーメン,カレーライス,かつ丼など,昔懐かしい大衆食をさがして食べ歩きます.
ラーメン最高に美味しいです、
食べたいです、
TBさせていただきました