塩ラーメン(あっさり)\700 ★★★★★ 丹沢山塊の一角七沢温泉にある中村屋系の超人気ラーメン店だ. 休日,小田急線本厚木駅で降りてバスで七沢温泉に向かう. 長い道のりだ. バスはどんどん山の中に入っていく. こんな田舎に旨いラーメン屋などあるのだろうかと思えるほどだ. 七沢温泉入口で降りて,道なりに歩いて行く. ZUND-BARへの案内版がある.左脇道に入る. すると今度は立派な銀色の高級な看板が・・・. 沢沿いの道を行くとZUND-BARだ. お店は,温泉旅館を改装したという何の変哲もない一軒家. ラーメン屋の面影はない. 出入口付近にいる人はまばらだ. 「何だ,空いているじゃないか.」 そう思った. だが,店の前にいる人は,何故か行列をしていいない. 皆,あちこちでたむろしているのだ. 不思議に思いつつ入口に行く. どうやら到着した順に出入口に備え付けの紙に名前を書くシステムのようだ. そのとき,お店の店員さんが出てきて,その紙を5〜6枚めくると,そこにあった名前を消していったのだ. 僕はその紙に近づいてしげしげと見てみた. 僕は青ざめた. 1枚の紙に20人ほどの名前が書いてある, グループの場合は代表者と人数だ. 店員さんが消した名前のあるページから表のページまでは5〜6枚はある. ということは,僕の前に100人以上は順番待ちしていることになるのだ. お店のある敷地は広い駐車場となっている. 一段高くなった敷地も駐車場だ. ほぼ,満車. どこか他の温泉旅館に来た客の車かと思っていた. 大きな間違いだった. 家族連れ,アベックなど,どの人もZUND-BARに食べに来た人だったのだ. しかも,東京のナンバーがほとんどだ. 皆あちこちでのんびりしている. お店の前に行列のない謎が解けた. それから待つこと2時間40分,ようやく店員さから呼び込みがあった. テーブル席も相当数あるが,カウンターに案内される. ステンレス製のカウンターだ. 薄暗い店内は広い. 天井やダクトがむき出しになっている. 黒を基調とした木の味わいと,ステンレスの金属の光沢が調和したセンスのいい内装だ. 間接照明も凝っている. まるでバーのようなおしゃれなお店だ. しかも,カウンター席もテーブル席も客はまばら. 客をが詰め込んでいないのだ. ほかの客は,デザートやソフトクリームを食べている. 店員さんの注文取りも丁寧. まるで,レストランやバーの客が食事などを楽しんでいる雰囲気だ. どうやら,このお店のコンセプトは,ゆっくりと美味しくラーメンを食べさせることにあるようだ. 回転の悪さこの上ない. 塩ラーメンは,このお店のおすすめだ. ステンレス製のミニズンドーに盛られている. これまたおしゃれ. スープは,基本的な中村屋のものと同じだ. 豚骨・鶏ガラ,昆布・魚出しの上品な塩味だ. 直に近い細麺はもちもちしている. 具はどれも完璧. ましてや2時間半以上も待たされただけに,旨いの何の・・・. 何やら不思議な気分が抜けないままお店を出た. (2005/9) ZUND-BAR(ズンドバー) 神奈川県厚木市七沢1954 2001年(平成13年)オープン. 中村屋店主の実兄が経営する超有名店だ. 厚木/七沢温泉にある. 2号店は,AFURI(東京/恵比寿)だ. こんな田舎に本当にあるのかと思うほどだが,行ってみると立派な案内板があり安心する. 店内は,とにかくおしゃれ. センスのいいお店だ. 人気ラーメン店となるための条件として,立地は関係がないことがよく分かる. こんな田舎によくもあまこれだけの客が来るとは信じられない. やはり,味とコンセプトが問題なのだろう. このことは,中村屋(大和/高座渋谷),なんつッ亭(秦野/渋沢),隠國(愛川/小沢)を含め,このお店が見事に証明している. (2008/1 更新)
Author:じょばんに ラーメン,カレーライス,かつ丼など,昔懐かしい大衆食をさがして食べ歩きます.
○ 食歩記/関東
店内はカッコイイですよね。
センス良いなあって、つくづく思います。
ラーメンのセンスも含めてですけど。
札幌のラーメン屋さんではこういったセンスは追いついていかないですね。
のびのびと自由にラーメン屋をやっているところがいいですね.
田舎だからできるんでしょうか.
それにしても,食べるまでが大変でした.