とらや食堂/札幌 行啓通
チャーシューメン(醤油)\800 ★★★★++
<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その13>
1958年(昭和33年)創業.
洋食と中華中心の街の大衆食堂だ.
婆さんは,依然としてお元気なご様子.
何よりだ.
動物系+野菜系のスープは,旨味がよく出ている.
昔懐かしい醤油味だ.
モチモチの中細縮麺によく絡んで旨い.
前に食べたときと,叉焼が変わっている.
肉肉しさの残る肩ロース叉焼は,かなり甘めの味付け.
これが何とも昔懐かしい.
スープにもこの甘味が加わって昔懐かしさを増幅させている.
コリコリのメンマもいい感じだ.
やはり,このお店の醤油ラーメンは,昔懐かしくて旨い.
しかも,札幌ラーメンを感じさせる味わいがある.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2011/9)
塩ラーメン\630 ★★★★+
このお店も久しぶりの訪問だ.
それにしても,前回食べた正油ラーメンは旨かった.
今回は,塩でいってみよう.
動物系と野菜系を煮出した濁りのある札幌塩スープだ.
やや,豚骨臭さが残っているが,旨味とコクが良く出ている.
旨い.
麺は,前回と同様に旨い.
まるでベーコンのような叉焼もなかなか.
この店のハイレベルさが理解できる.
昭和の旨いラーメンを喰わせる歴史ある大衆食堂だ.
(2009/3)
醤油ラーメン\600 ★★★★★
懸案だった東屯田通りのとらや食堂へ.
stcさんお勧めの大衆食堂だ.
stcさんによると,ラーメンが旨いらしい.
しかもレトロ.
レトロ食散歩を標榜する僕にしてみれば,何としても行かないわけにはいかない.
お昼過ぎ,元気なご主人と,カウンターに座ったおばあちゃんが迎えてくれた.
目の前にマンガ本がずらりと並べられたカウンターに座る.
一目,期待の持てそうなラーメンだ.
豚骨,野菜ベースの昔懐かしいスープだ.
鶏ガラも入っているのかもしれない.
優しく,かつ,旨みのある甘いあっさり系のスープだ.
旨い.
麺はどこの麺だろう.
上手に茹でてある.
ソフトだが,コシもあって旨い.
叉焼もいい.
もも肉叉焼は堅いが,噛めば噛むほどに味が出る.
旨い昭和レトロなラーメンだ.
そんなことを思っているうちに,町内会の人がやってきた.
おばあちゃんと何やらうち合わせ.
ほのぼのとした街の大衆食堂なのだ.
(2008/1)
■とらや食堂■
札幌市中央区南14条西8丁目5-27 東屯田通り西向き
2/4火休/8:00 ~ 22:00
1958年(昭和33年)
東屯田通りにある老舗の大衆食堂だ.
カウンターとテーブル2卓だけの比較的狭いお店だ.
だが,昭和レトロ.
店内には虎の刺繍なども飾ってある.
店主は,杉澤さんという方.
元洋食コックさんのようだ.
確かに,暖簾にも洋食・中華と書いてある.
メニューには,ポークソテーなどの洋食の定番もある.
納得できるところだ.
きっとこのお店のカレーライスには期待が持てる.
てんかつ食堂のような痛い目に遭うことはないだろう.
今度は洋食メニューを食べてみたい.
<メニュー>
ラーメン(醤油・塩・味噌)\600
オムライス\650
チキンライス\600
ポークカツライス\900
ポークソテーライス\900
えびフライライス\900
チキンカツライス\750
など
(2008/1)
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