いとう食堂/札幌 石山
やさい入ラーメン(正油)\850 ★★★★+
<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その103>
1978年(昭和53年)創業.
石山にある昭和ノスタルジックな大衆食堂だ.
父さんと母さん+αでやっている.
このお店の名物メニューは,やさい入ラーメン.
ラーメン二郎を彷彿とさせる野菜の盛りが特徴だ.
丁度4年ぶりの訪問.
真駒内駅から歩いてきて腹が減ったところだ.
今日は,名物メニューを食べてみようではないか.
スープは,元々,動物系+野菜系の旨味のある化調の効いたスープ.
これに大量の火当てした野菜の旨味や甘味が加わっていい感じだ.
西山の中太縮麺は,モチモチの札幌麺.
量的にはやや多めではあるが,二郎のようなボリューム感はない.
野菜を食べること約5分.
ようやく麺にたどり着いた.
それでも不思議と麺がダレていないのは,茹で加減が計算されているのだろう.
写真でお分かりのとおり,いろいろな野菜などが入っている.
キャベツ,もやし,たまねぎ,にんじん,豚肉,それに,きのこまで・・
叉焼も迫力がある.
とにかく野菜の量がものすごい.
かつ,昔懐かしい.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2012/3)

元気な大将が出迎えてくれるかと思ったら女性陣だった.
厨房のおばあちゃんが店主のようだ.
開店時間間際なせいか,先客はない.
昭和の大衆食堂は気分がいい.
メニューを見ると目移りがする.
デカ盛りの塩野菜ラーメンが人気のようだが,メニュートップの塩を注文する.
かなり歩いたせいか喉が乾いた.
ついでに缶ビールも・・・.
登場したラーメンは,湯気がもうもうと立ち上がっている.
熱そうだ.
結構ボリュームがありそうだ.
スープは豚骨,野菜ベース.
これに,化調を効かせて,薄目の塩で味を整えて感じだ.
元のスープの味がよく生かされている.
これに野菜炒めに使ったたっぷりのラードの甘味と風味が加わって旨い.
唐辛子もいいアクセントになっている.
西山の中太麺は,黄色味が薄い.
卵麺ではないのだろう.
小麦粉の自然な旨みのあるいい麺だ.
具の野菜は,ラードで炒めたもやし,たまねぎ,キャベツの芯など.
スープの味を引き立てている.
インパクトのあるラーメンではないが,札幌の食堂ラーメンらしい旨い塩ラーメンだ.
(2008/3)
■いとう食堂■
札幌市南区石山2条9丁目1-1 map
1・3金休/11:00~20:30
1985年(昭和60年)




<メニュー>

(2012/3)