【移転】 尤敏(ユーミン)/函館
チャンポンメン\800 ★★★★+
春巻\1200 ★★★★+
久しぶりの尤敏だ.
もう6年以上は経っている.
函館時代,このお店では,絶品と称される春巻か餃子を肴にビールを飲んで,〆にチャンポン麺・三鮮麺・水醤麺・山東麺のどれかを食べたものだ.
ご主人は,まだまだ元気でおられるようだ.
今日は,まずは春巻と生ビールにしよう.
春巻は,通常の春巻と違って,皮が卵焼きなのだ.
具は,もやし,たまねぎ,ニラ,細切豚肉など.
中華の塩味ベースで炒めてある.
素材の味が卵焼きの皮と相まって優しく出ている.
自然な味がいい.
〆は,やはりチャンポン.
スープは,海鮮,豚肉,野菜などの旨味がよく出た塩味だ.
長崎チャンポンとは趣が違う.
函館ラーメンにつながる塩味なのだ.
これに通常は,唐辛子3本分の辛味が入っている.
麺は,岡田の細直麺.
つるつるしていて旨い.
春巻にしろチャンポンにしろ,かつて感動したほどの味ではないが,やはり旨い.
昭和レトロなこのお店で食べる大衆中華は格別だ.
(2008/8)
中華料理 尤敏(ユーミン)
函館市松風町3-17
不定休/11:00~30:00(日11:00~27:00)
創業1946年(昭和21年).
函館大門界隈では,王さん,汪さん,滋養軒,鳳蘭とともに,戦後間もなく創業した中華食堂として知られている.
昭和レトロな大衆中華食堂の面影を残す店内は,結構広い.
星龍軒や汪さんと違って,まだあまり観光客に知られていないせいか,昼も夜も比較的ゆっくりと食べられる.
メニューは,ご覧のとおり.
麺類では,チャンポン麺,三鮮麺,水醤麺,山東麺がお勧めだ.
もちろん,普通の塩ラーメンも結構旨い.
その他では,春巻,焼き餃子が旨い.
(2008/8)
※2009年6月,函館市若松町19-1(電車通り棒二森屋向かい)に移転.
「函館麺屋ゆうみん」として新規オープンした.
(2009/7)