高ちゃん食堂/札幌 美園
チャーシューメン\650 ★★★★++
<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その105>
1962年(昭和37年)創業.
ラルズマート駐車場の脇にある昭和の大衆食堂だ.
父さんと母さんでやっている.
父さんは,調理兼自転車での出前役.
店舗は,ある程度改装されたようだが,未だに昭和の大衆食堂そのもの.
今も健在なのは,調理に使うコークスストーブだ.
店内は,前回訪問時と変わりがない.
ただし,店の外の右脇にあったコークスが入れてある倉庫が新しくなっている.
その向こうには,よく吠える見るからに恐ろしそうなシベリアンハスキーの雑種犬がいたのだが,今日はその気配がない.
猛犬注意のプレートは貼ってあるのだが,死んでしまったのだろうか・・・
それにしても昭和ノスタルジックなチャーシューメンだ.
鶏がらメインの醤油スープは,ややしょっぱめだが,旨味のあるクリアなスープだ.
これに和田山の麺硬のシコシコ麺がよく合っている.
昔ながらのもも肉叉焼は.噛めば噛むほどに味がある.
昔懐かしい旨いラーメンだ.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★★
(2012/3)
ラーメン(塩味)\500 ★★★★+
もう1年以上も気になりつつ,なかなか行けなかった大衆食堂だ.
stcさんの再訪に触発されて行くことにした.
AM11:20.
風に揺れる暖簾をくぐる.
既にタクシーの運ちゃんが定食にかぶりついている.
父さんは,韓国ドラマに見入っている.
大衆食堂らしい風景だ.
父さんが厨房の端に置かれたコークスストーブで小鍋を使いながらラーメンを作る.
塩ラーメンは,模様の剥げた年季の入った丼に盛られて出てきた.
スープは,鶏ガラ・豚骨ベースの塩味だ.
やや塩気が強いがピュアなスープ.
ゴマでコクと風味を出している.
シンプルで一直線の昔懐かしい味が魅力的だ.
和田山の縮れの弱い中太麺はシコシコしている.
スープとはよく合っている.
まあこんなもんだろう.
具は,シンプル.
特に竹の子がいい.
懐かしさ倍増だ.
昭和レトロな旨い塩ラーメンだ.
ほっとする.
いつまでも残って欲しいものだ.
(2008/8)
■高ちゃん食堂■
札幌市豊平区美園3条1-1-1 横町会館1F map
日祝休/10:30~18:00
1962年(昭和37年)
<メニュー>
正油ラーメン\550
塩味ラーメン\650
味噌ラーメン\600
野菜ラーメン\600
チャーメン\550
ドライカレー\550
チャーハン\550
オムライス\600
カツカレー\600
かつ丼\600
カツライス\700
ほか そば・うどんなど
(2012/3)