幸龍食堂/札幌 北34条
正油ラーメン\600 ★★★★
<札幌ノスタルジックラーメンシリーズ その43>
1971年(昭和46年)創業.
南北線北34条駅近くにある昭和の大衆食堂だ.
やや遅い昼食だ.
中学生男子二人組が炒麺とチャーハンを食べてる.
地元密着型の大衆食堂の象徴だろう.
動物系+野菜系のあっさり醤油スープは.かなり薄味.
それだけにベースの旨味が素直に感じられる.
昔懐かしさがあってなかなかいける.
モチモチした一柳の中細縮麺がよくマッチしているのが不思議なくらいだ.
火当てしたもやしは,昭和40年代以降の札幌ラーメの象徴.
柔らかな肩ロース叉焼も昔懐かしくて旨い.
あっさりしていて,かつ,昭和の札幌醤油ラーメンだ.
というわけで,ノスタルジック度:★★★★
(2011/10)

いわゆる街の大衆食堂だ.
メニュートップの塩ラーメンを注文する.
スープは,豚骨・野菜ベースの正統派札幌塩スープだ.
比較的上品な旨味とコクのあるあっさりスープに仕上がっている.
もやし炒めのラードがほどよく風味と甘味を加えている.
いい感じだ.
麺がいい.
一柳の直に近い中細麺は,もちもちタイプ.
自然な味わいがある.
札幌の麺らしからぬ麺だ.
具の叉焼がやや貧弱な感がある.
もやしは,強くさっと火当てされていて良好だ.
札幌ラーメンにしては,比較的あっさりした部類の塩ラーメンだ.
値段も安い.
日常的に十分に喰える旨い塩ラーメンだ.
(2008/9)
■幸龍食堂■
札幌市北区北32条西3丁目2-12 西向き
日祝休/11:30~20:30
1971年(昭和46年)

北34条駅の出入口近くにある街の昭和の大衆食堂.
店内は改装されたのか,きれいだ.
カウンターはなく,テーブル席のみ.
ご夫婦での経営のようだ.
<メニュー>
ラーメン類のほか,定食,丼物,カレーライス,チキンライス,ハンバーグなど定番メニューはほとんどそろっている.
蕎麦・うどん類はない.
手作り餃子が旨いらしい.
(2008/9)