中華料理 星龍軒 函館市若松町7-3
塩ラーメン\500 ★★★★★

スープに特徴がある.
豚骨と野菜からとったスープを使い切らずに,翌日のスープのベースにする.
「呼び戻し」という手法らしい.
先代から承継した手法のようだ.
他の函館の老舗の塩ラーメンと比べると,格段にコクと旨みある.
それでいてスープの透明度も高い.
麺は細直麺でツルツル感がある.
具は薄味のバラ肉叉焼.ていねいに作られている.
添えられた三つ葉が新鮮だ.
スープ,麺,具が三位一体となって見事にマッチしている.
伝統的な函館ラーメンの中でもトップクラスのラーメンだ.
函館でただ1杯だけの塩ラーメンを食べることが許されたとすれば,僕ならこの塩ラーメンを食べるだろう.
(2002/4)

創業1951年(昭和26年).
創業者は,佐々木松次郎さん.
佐々木さんは,昭和21年に満州から復員.
函館大門の中華料理店「陶陶亭」で修行されたようだ.
当時の陶陶亭料理長王鴻吉さん(王さんの創業者)から中華料理を伝授.
昭和26年に独立して屋台で創業したとか.
星の数ほどある店の中で、龍のように秀でた存在でありたいという思い.
星龍軒と銘々したそうだ.
現在の店は,昭和32年から.
函館朝市近くの路地の中にある.
二代目の佐々木由了さんがご家族で経営されている.
いつ行ってもも地元客や観光客で混んでいる.